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Intoroduction

小説家・森奈津子さんは、自身がバイセクシュアルであることをカミングアウトし、セクシュアリティをテーマにした作品を数多く発表している事で知られています。1991年ライトノベル『お嬢さまとお呼び!』に始まり、その作風はコメディー・タッチのものからシリアスな恋愛&エロティック小説、SF、官能小説、ホラー、児童文学まで幅広いジャンルに渡っています。その多岐にわたる彼女の作品の中から、両極に位置すると言える『いなくなった猫の話』と『哀愁の女主人、情熱の女奴隷』を原作としての舞台化です。
SF作品二本を同時に上演する事で、森奈津子という作家のもつ多彩な作風と魅力を<演劇>の“喜劇”と“悲劇“として対比させ、固定概念に囚われない世界観をより深く表現いたします。

『Being at home with Claude〜クロードと一緒に〜』では殺人を犯した男娼、『Yè -夜-』では娼婦と男娼、その客の再生の物語を上演してきたZu々プロデュース。
その第3弾「森奈津子芸術劇場 第一幕 〜パトス編〜」は、“性”を超えた愛にとどまらず、“種族”も“物質”をも超える愛を舞台上に描きます。

Comment

 究極のマゾヒストとは最強の人類なのではないかと、常々考えております。
 たとえば、団鬼六先生のエッセイに切腹マニアのエピソードがあるのですが、同好の士の中で一人だけ、本当に切腹を実行し、亡くなった方がいて、仲間たちの尊敬と憧憬の念を集めたそうです。彼らには、死すら勝利になるのです。
 『哀愁の女主人、情熱の女奴隷』はそんな私の「マゾヒスト最強説」から生まれた作品です。今回の舞台化にあたっては、これを男性同士の話にしたいとのご提案をプロデューサーの三宅さんからいただき、私は喜んで「どうぞ」と申し上げました。男同士の絆もまた、女同士のそれ同様、尊いものでございます。
 私はこの異性愛至上主義の社会においては性的逸脱者でありますが、異性愛者の皆様同様、動物に対する愛も持ち合わせております。
 動物と共に暮らし、心より慈しんだことがある皆様は、なぜ、彼らの一生がこんなに短いのかと、嘆いた経験もおありではないでしょうか(亀やオウム等、下手すると飼い主より長寿のペットでないかぎりは)。ネットで読んだ実話なのですが、愛犬を亡くした外国の幼い少年が家族に対し「犬は生まれたときから完璧だから、天に召されるのも早いんだね」と語ったとか……わかります。きっと、そうなのです。真理を教えてくれてありがとう、少年よ。
 そんな短い生命の切なさを描いたのが、『いなくなった猫の話』です。
 『哀愁の女主人、情熱の女奴隷』は読者の方々から「大笑いしました」とのご感想をいただく一方で、『いなくなった猫の話』は「泣きました」とのご報告を多数いただいております。私にとっては、皆様に笑っていただくのも泣いていただくのも大変光栄なことであり、どちらも愛着がある作品です。
 この両極端の作品が同時に舞台化され、作中人物を見目麗しい役者さんたちが演じてくださるとは、もしや私は一生分の運を使い果たしてしまったのではないか……そんな気がしてならないので、とりあえず、大好きな納豆ご飯を一度でも多く食べて人生を終えることができるよう、納豆を積極的に消費する今日このごろです。


森奈津子

Story

『哀愁主人、情熱奴隷』

ニュースでは、スペースシャトルの事故が何度も繰り返して流れている。
執事のヨハンが絵依斗の部屋を訪れ、絵依斗の両親がスペースシャトルの事故で無くなったことを告げる。驚き、嫌がり、泣き始める絵依斗。
ヨハンは気遣いながらも、絵依斗に父の遺言を伝える。
叔父の経時がヨハンを含む幾許かの遺産を相続し、この家に住み着くことが告げられる。
絵依斗、今度は泣きながら怒り出す。
ヨハン、絵依斗を気遣う。「どうして?経時さまが苦手なのですか?」などと訊くが、絵依斗は答えない。

それから、数日後、広いリビングルーム。経時の荷物が段ボールのまま山積になっていた。
絵依斗、経時、ヨハンの3人に巻き起こる事態とは・・・

『いなくなった猫の話』

紅桜共和国第一宇宙空港近くの古いビル、一階のバー『微睡亭』。
カウンター越しに物憂げに立っている店主の小夜に、常連客が、その日の仕事の愚痴をぼやいている。酔いつぶれる直前で、常連客が帰った後、小夜は一人、炭酸水をチェイサーに、ジンを飲み始める。
3杯目に差し掛かる頃、店の扉が開いた。
小夜は、「悪いね、今日はもう、おしま・・・」と言いかけて言葉を飲み込んだ。
そこに立っていたのは、年老いた猫型ハイブリッド。
見るなり、影郎を思い出したからだ。

Cast


伊藤孝太郎
伊藤 孝太郎
加藤ひろたか
加藤 ひろたか (柿喰う客)
野尻大介
野尻 大介
木下政治
木下 政治

鈴木ハルニ
鈴木 ハルニ (ゲキバカ)
伊藤亜斗武
伊藤 亜斗武 (ゲキバカ)
村上健斗
村上 健斗

Staff

原作:森 奈津子
『哀愁の女主人、情熱の女奴隷』(ハヤカワ文庫JA「西城秀樹のおかげです」収録)
『いなくなった猫の話』(ハヤカワ文庫JA「からくりアンモラル」収録)


脚本・演出:古川 貴義(箱庭円舞曲)

美術:稲田 美智子音楽:水永 達也照明:瀬戸 あずさ音響:岡田 悠音響オペレーター:櫻井 幸太
衣裳:小泉 美都衣裳進行:赤瀬 菜穂ヘアメイク:重久 聖子(杉本 彩 担当)福岡 亜樹山本 隆太
演出助手:松本 ゆい舞台監督:鳥養 友美

アートディレクション:江森 丈晃デザイン:藤原 結花
撮影:NORIトレーラー制作:武島 銀雅DVD制作:イソザキ ナオ
広報:金本 美代制作助手:林 弥生
制作:中柄 毅志 (プラグ゙マックス&エンタテインメント)

プロデュース:三宅 優(Zu々)

企画:Zu々

Schedule

2幕構成 110分(休憩を含む)
【上演予定時間】『哀愁主人、情熱奴隷』40分/『いなくなった猫の話』45分

  • 2017年
  • 7/28(金)
  • 7/29(土)
  • 7/30(日)
  • 7/31(月)
  • 8/1(火)
  • 13:30
  • -
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  • 14:00
  • -
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  • 18:00
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  • 19:00
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  • -

*開場は開演の30分前
*15歳未満入場不可:映画のR-15と同程度のセクシュアルな表現があるため、15歳未満の入場をお断りします。


★前夜祭 『哀愁主人、情熱奴隷』上演
トークイベント&グッズ抽選会

『哀愁主人、情熱奴隷』出演:伊藤 孝太郎、加藤 ひろたか、野尻 大介
【トークイベント】
森 奈津子(原作者)、古川 貴義(脚本・演出)
「哀愁主人、情熱奴隷」出演者:伊藤 孝太郎、加藤 ひろたか、野尻 大介
「いなくなった猫の話」出演者:鈴木 ハルニ、伊藤 亜斗武、村上 健斗
ゲスト:唐橋 充、大薮 丘

Ticket

前夜祭 ¥3,900
プレミアムチケット
(前方良席、特典:DVD付きパンフレット、サイン入り原作本)
¥9,800
一般前売券
(公式サイト先行発売のみ特典付き:森奈津子描き下ろし短編)
¥7,800
当日券 ¥8,300
学生券(座席数限定) ¥3,900
公式サイト先行発売 *抽選制
【終了しました】
2017年6月13日(火)10:00 ~ 18日(日)23:59

前夜祭、プレミムアチケット(特典付き)、一般前売券(特典付き)


http://confetti-web.com/bmngg_pathos/
*WEB受付の際は事前に会員登録(無料)が必要です。
  0120-240-540 *通話料無料・オペレーター対応(平日10:00~18:00)

チケット一般発売 *先着順
2017年6月24日(土)10:00~

前夜祭、プレミアムチケット(特典付き)、一般前売券、学生券


キノチケットカウンター(店頭販売 10:00〜18:30 新宿駅東口 紀伊國屋書店新宿本店5F)
キノチケオンライン https://www.kinokuniya.co.jp(24時間受付)


Lコード:34967
演劇・クラシック専用ダイヤル   0570-000-407  (オペレーター対応10時~20時)
WEBサイト「ローチケ.com」(WEB/モバイル共通)http://l-tike.com/


http://confetti-web.com/bmngg_pathos/
*WEB受付の際は事前に会員登録(無料)が必要です。
  0120-240-540
*通話料無料・オペレーター対応(平日10:00~18:00)

Theater

新宿東口 紀伊國屋書店新宿本店4F
  03-3354-0141

Movies

Comments
杉本 彩
伊藤 孝太郎
加藤 ひろたか
野尻 大介
鈴木 ハルニ
伊藤 亜斗武
村上 健斗
木下 政治

お問合せ:  プラグマックス&エンタテインメント  03-6276-8443(平日11:00~18:00)   Zu々  zuu24com@gmail.com